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ヨーロッパツアー2013 ヒデキ’sトレンドツアー3

12日でハイムテキスタイルが終割り、昨日はホテルでカンズメ。
一歩もでずに12時間ぶっ通しで原稿やって、ヘトヘトヒデキです。

珍しくここ数日のフランクフルトは快晴で心地よいのにもったいないですが、
日曜なのでどこいっても休みなのでこれもちょうどいいかもです。
窓からは時々現れる隣の公園で遊ぶリスやウサギが観れます。

さてトレンドツアー続きをば
2つ目のカテゴリーは「GIOLOGIST 地質学者」

『我々は宇宙万有を旅する夢を見る、しかし、宇宙万有は我々の中にあるのではないか
 我々は自らの精神の深みを知らない、そこには神秘的な道が通じている』
        ノヴァーリス 1772-1801

ここ数年のナチュラル・エコトレンドの天然素材は麻・コットン。草木モチーフとは一線を期して、
今年は石、鉱物がその主役です。
どんな古い木も数十年・数百年単位の歴史に対して、石は数千年・数万年・数十万年単位なので
いわば、スーパーナチュラルな素材なのです。
また地殻変動や体積圧でほかに例を観ない力が加わって、曲げられたり引き離させたりして
できた文様はまさに人類がどうがんばろうがこせない厚み・味わい・風格があるスーパーゴージャスな
素材なのですね。

ブースは洞窟にしつらえられてあり、いい感じです。

奥には金脈を形どって貼られた天井のファブリックが地殻変動で動かされてるかのように動いています。
モチーフは石のオンパレード。これは石のラグ。中はソフトな素材なのでやらかいです。

もちろんファブリックも石ポイのが飾られています。なんか日本のメーカーにもあるようなものがあるのでこのカテゴリーは日本でもやりやすいのではないかと思います。

皮や天然パ-マのムートンなんかの自然の爪痕の残るもピックアップ受けてました。
ヒデキ的には少し重いカテゴリーですが、青空のみえる窓の両サイドにこんな感じのファブリックかけて空との対比を想像していただけるとすごくかっこいいスタイルになるのではないでしょうか。
対比続きでレースはオーガンジーみたいなエアーなものでカラーを少し入れてもいいかもです。
コッパー(銅の輝きやサーフェイス)や水晶や鉱石の輝きなんかもイメージとして持ってるといいですね。

バディー越川君のブログは
http://www.c-aube.jp/13euro/13euro01.htm