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オートデスク、CAD操作に不慣れなプロジェクト参加者のコラボ機能を強化

 オートデスク(東京都中央区)はこのほど、CAD図面ファイルの閲覧や編集ができる無償クラウドサービス「AutoCAD WS」の機能を拡張し、名称を「AutoCAD360(オートキャド・スリーシックスティ)」に変更した。
 従来の「AutoCAD WS」は、汎用CADの「AutoCAD」「AutoCAD LT」のユーザとプロジェクト参加者の情報共有や意見交換を円滑にするアプリケーションとして2010年9月に提供をスタート。ダウンロード数はこれまでに世界で1億2000万回超にのぼる。
 今回提供を始める「AutoCAD360」は、CAD操作に慣れていないプロジェクト参加者でも無理なくコラボできるよう操作性を向上。モバイル端末用アプリと、デスクトップウェブブラウザ用アプリをラインアップした。モバイル用は、新規図面の作成や高度な編集といった作業を出張先や現場でも行える有料のプロ版も用意している。