ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)と子会社のH&Cソリューションズ(同)は、山口県下関市の安成工務店との提携により全国展開する戸建て賃貸ネットワーク「ウィルスタイル」の主力商品をリニューアルする。
戸建て賃貸「ユニキューブ」は、セルロースファイバーのデコスドライ工法を標準採用。周辺のアパート・マンション相場より2~3割高い家賃設定で入居付けができるという商品。
今回の商品改定では、ユニットバスやトイレなどの設備を変更、内観仕様も向上した。これにともない、部材の調達方法も変更する。メーカーと直接部材の受発注ができる独自のウェブシステム「UDON(ウドン)」を導入して、コストダウンをはかる。
同社では、平成25年度税制改正大綱において相続税の課税が強化されたことを受けて貸家市場が活性化していると分析。このタイミングで賃貸商品のリニューアルを行うことで、戸建て賃貸の受注増をねらう。