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東京カンテイ・5月分譲マンション賃料 「急騰」一服で安定基調

 東京カンテイ(東京都品川区)がまとめた5月の分譲マンション賃料(分譲マンションの月額募集賃料を集計・算出し1平方メートル換算で表記)によると、3大都市圏の賃料水準は、築浅事例の増加による急騰が一服し安定推移に移行している。

 首都圏(2530円、前月比0.1%上昇)はほぼ横ばい。東京都(2979円、前月とほぼ同値)も同様の傾向を示した。近畿圏(1805円、同0.5%下落)は前月に引き続き1800円台を維持したが、額面でやや下落したのは、賃料水準の高い大阪府(1901円、同0.2%上昇)の事例数割合が縮小したためとみられる。中部圏(1555円、同1.0%下落)も昨年末以降、高い賃料水準を維持している。