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三菱地所 MM21に、新ブランドの商業施設完成

 三菱地所は6月18日、横浜のみなとみらいに、エリア最大規模の商業施設「MARK ISみなとみらい」を完成させた。新たにスタートした商業施設基幹ブランド「MARK IS」シリーズの2施設目。

 今回オープンする「みなとみらい」は、横浜高速鉄道みなとみらい駅に直結し、JR桜木町駅からも徒歩8分の場所。横浜美術館の正面に位置する。全189店舗で、みなとみらい21地区で最大規模の商業施設となる。地域のニーズに応えて地下には大規模な食品フロアを設けるほか、館内に保育所も整備する。

 商圏としては、平日は5~10キロ圏内、休日には湘南や川崎などを含めた20キロ圏からの来場を見込み、初年度は250億円の売り上げを計画する。

 同社の担当者は、「周辺には横浜ランドマークタワーを始め、既に多くの施設があるので、それらとの連携を図りたい。たとえば、ポイントカードの共通化や駐車場の共同利用などを考えている」と話す。

 同社は昨年末に商業施設(ショッピングセンター)事業の基幹ブランドを「MARK IS」と定め、今年4月に第1弾として「MARK IS静岡」を開業。今回が基幹ブランド第2号施設となる。