今年4月1日から「優良断熱材認証制度」の申請受け付けを始めた一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会(=建産協、東京都中央区)は6月19日、認証された13製品の情報を公開した。
同制度は、各メーカーが製造する断熱材製品に対して、従来のあいまいな性能区分表示でなく、厚さ、熱抵抗値、熱伝導率を具体的に表すもの。各製品の性能値を認定してマーク表示できるようにする。
5月9日に第1回認証審査委員会を開催。その結果、旭ファイバーグラス、ダウ化工、マグ・イゾベールの3件の申請(全13製品)が認証された。認証を受けた認証登録製品は、会社名、登録番号、製品名、性能値、メーカー別担当者への連絡先といった8項目の製品情報が公開される。
あわせて、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会が近日公開予定の「低炭素建築物認定制度向け建材等ポータルサイト」において、最も性能値が信頼できる区分の製品としても登録される予定。