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地盤改良工法の情報発信+人材育成めざす新団体設立

 軟弱地盤の対策に適した地盤改良工法の研究と開発、情報発信、人材育成をめざして5月9日、「一般社団法人 液状化対策軟弱地盤対策推進協議会」(東京都墨田区、猪野明彦代表理事)が設立された。
 活動のひとつとして、軟弱地盤対策工法の「スーパージオ(SG)工法」の普及に取り組む。これは、建物の重量ぶんの地盤を取り除いたうえで、基礎の下に軽量ブロックを敷き詰めて不同沈下を防ぐ地盤置換工法。施工資材をオプション仕様に変えることで、液状化対策にもなるとする。
 また、液状化・軟弱地盤に関する情報をデータベース化して会員向けに発信、設計者や管理者向けの研修を定期的に開催する。