スウェーデンハウスは、今年10月からの改正省エネルギー法施行に先駆け、7月1日から全棟に外皮の平均熱還流率(U値)を表示する。
今年10月に施行予定される改正省エネ法により、従来使われていたQ値に代わる新たな外皮断熱性能の指標として、平均U値が導入されることに対応したもの。
同社では1999年から供給する住宅全棟に熱損失係数(Q値)と隙間相当面積(C値)の表示を開始。同年に24時間熱交換換気システムも全棟に標準搭載してきた。
ただし同社では、U値では建物形状による熱負荷が評価されない問題もあることから、「住まい手にとって実際に暮らした場合の快適性や省エネ性の指標に近い」指標として、従来通りQ値も継続して表示する。
これにより同社ではQ値・U値・C値を3つを全棟表示することになる。