東京建物、子会社を組織再編　住宅・ビルのソフトサービス強化

　東京建物(東京都中央区)は7月1日、100%子会社で住宅工事とビル工事業を主力とする東京建物テクノビルドについて、住宅工事部門とインテリア商品販売部門を東京建物アメニティサポートに吸収分割し、その後、東京不動産管理(東京建物連結子会社)が東京建物テクノビルドを吸収合併する組織再編を実施した。ビル工事業は東京不動産管理が引き継ぐ。
　東京建物は、マンション管理業の東京建物アメニティサポートとビルメンテナンス業の東京不動産管理を各事業の中心的な役割を担う重要子会社と位置づけており、今回の再編で東京建物テクノビルドが担ってきた機能を分割して前記2社に統合。住宅・ビル事業ともに幅広いソフトサービスを一社で提供できる体制を構築し、競争力強化を図る方針だ。