ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は7月19〜22日、20〜60代の1452人(住宅未購入50.5%、購入済み49.5%)を対象に住宅購入に関するアンケート調査を行った。
まず、現在は「一般的に」住宅の買い時だと思うか聞いたところ、「買い時だと思う」は54.5%だった。同様の質問に対し、2011年は39%、2012年は45.8%が「買い時だと思う」と答えており、今回は昨年より8.7ポイント上昇したことになる。
理由のトップは、「今後、消費増税となる可能性があるから」63.1%がダントツで、「住宅ローンの金利が上昇傾向にあるため」39.4%が続いた。
一方、いまが「一般的に」買い時だと思わない人の理由では、「景気回復が期待できない」51.6%がもっとも多い回答で、「今後、消費増税となる可能性があるから」29.8%、「住宅ローンの金利が上昇傾向にあるため」24.4%が上位にきた。
マイホーム未購入者に、現在、住宅が「自分にとって」買い時だと思うかとの問いには、35.7%が「買い時だと思う」と回答し3年ぶりに3割を越えた。理由のトップ3は、「住宅ローンの金利が上昇傾向にあるため」40.8%、「住宅ローン減税などの税制が有利と感じるから」34%、「景気回復が期待できるから」30.5%で、税制やアベノミクスへの期待感が感じられる結果となったとした。
また、未購入者に将来的にはマイホームを購入したいと思うかと聞くと、64%が「購入したい」と答え、昨年(52.8%)よりも11.2ポイントも上昇した。