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ナイスの戸建て 横浜市の環境評価制度、届け出を標準化

 ナイス(横浜市)は、横浜市が市内で新築される戸建住宅を評価対象に運用する環境性能格付け制度、CASBEE横浜[戸建]の届け出を標準化させる。鶴見区北寺尾1丁目で8月上旬に販売開始予定のパワーホーム北寺尾1丁目(2棟)でこのほど、5段階評価のうちの上から2番目(Aランク)の評価を取得。以降、同市内で新築する一戸建てについて原則、全棟で届け出を行い、A以上(Aもしくは最高評価のS)の獲得を目指す。評価結果などは、同社ホームページや広告で開示する。

 CASBEE横浜[戸建]は、2012年4月にスタートしたもの。建築物の居住性や耐震性といった環境品質と省エネルギーや周辺への配慮などの環境負荷に関する取り組みを点数化して集計する仕組みだ。特に、「地球温暖化対策」や「健康・安心への配慮」、「長寿命化対策」、「まちなみ・景観への配慮」を重点項目に位置付けて評価している。評価結果が高い住宅を取得した人は、一部金融機関で住宅ローンの金利優遇が受けられる。