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旧耐震基準住宅に設置できる自立鉄塔付きエレベーター

 パナソニック ホームエレベーター(大阪府門真市)は8月23日、リフォームに適した自立鉄塔付きの2階建て専用ホームエレベーター「1214ジョイモダンS200T」の受注を開始する。
 昭和56年5月以前の旧耐震基準で設計された建物にエレベーターを設置する場合、現行の耐震基準を満たすことができず、設置を見送るケースが少なくない。また、基準を満たしている場合でも、エレベーター設置に際して必要となる床下掘り下げのピット寸法を確保するための工事でリフォーム期間が長くなるという課題があった。
 新製品は構造計算が不要で、既存住宅の躯体にエレベーターの荷重負荷を与えない自立鉄塔付き。1820x1820ミリの省スペースに対応、ピット寸法を最小200ミリにすることで工期を最大3日削減できる。
 414万7500円(エレベーター設置工費込み、付帯工事別)。