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永大産業、アスベスト処理事業を本格化

 永大産業(大阪府大阪市)は8月から、アスベスト処理事業に本格参入する。
 これに先駆けて、石綿飛散防止剤「アスブロック」を開発し、社内に専門部署「環境事業室」を設置。同社の責任施工のもと、環境測定から薬剤の開発、工事まで一貫して行う体制を整えた。
 飛散防止剤は、独自のスプレーシステムにより安全施工が可能。着色できるタイプを使うことで、アスベストの処理状況を目視で確認することもできる。さらに、アスベストの気中濃度測定を、封じ込め・除去処理作業前後に実施して分析結果も報告する。
 また、既存の処理業者と提携して処理薬剤の販売や飛散防止工事の技術指導も行う。
「アスブロック」を使ったアスベスト処理作業
アスベストの分析作業も行う