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私も、新しい所へ行こう!

こんにちは。事務局スタッフです。
事務局某スタッフの連載企画「新しい所へ行こう」ご覧いただいていますか?
私も、せっかく新しい所へ行く機会があったので、便乗して書いてみることにしました。

私が訪れたのは、横浜・みなとみらい駅に直結した商業施設「MARK IS みなとみらい」。6月21日にオープンしたばかりです。この写真だと閑散としていますが、訪れたのは平日のお昼時で、屋内はフードコートを中心に、ランチタイムを過ごす人達でとても賑わっていました。

私がここに足を運んでみよう!と思ったのは、この建物が環境の配慮や、緑化に力を入れているということを知ったのがきっかけでした。こんな感じで、壁面緑化の工夫もされていました。もっと植物が育ったら、気持ちのよいグリーンウォールになりそうです。

そして、5階の屋上ガーデンエリア。写真の左のビルはランドマークタワーです。ごった返すフードコートをよそに、こちらはかなりの穴場エリアで、リラックスモードでお弁当を食べる人の姿もありました。買い物の休憩でお子様たちを遊ばせるのにちょうどよいスペースです。

こちらは屋上庭園から見えたレストランのテラススペース。横浜美術館ビュー(写真右)で街の緑を楽しむことができ、陽気がよければ気持ちよく食事ができそうです。

屋上ガーデンでは、食べられるガーデンをテーマにしているようで、ミカンやアマナツなど、柑橘系の植物が沢山植わっていました。ハーブ系の植物も多く、さわやかな香りが漂うエリアも。

高層マンションに囲まれた畑エリア。まだ植えたてほやほやという感じの新しい畑です。思えば、ここ数年で一気に高層マンションが増えたものです。ここは、夜景もかなりきれいだと予想します。

小さな田んぼエリアもありました。今は、こんなミニプランターがあるんですね。お米好きの私としては、ここで育ったお米はお茶碗でどのくらいの分量になるのか気になるところです。少なくないのでしょうか。この屋上ガーデンは「みんなの庭」と名付けられ、種まきや収穫体験など、イベントスペースとして、活用されるそうです。

さて、今回新しい施設の新しいガーデンを見て感じたこと。やはり植物は、「植えて終わり」ではなくて「植えてからがスタート」。その土地になじみ、根付く事で日々庭として形作られていきます。オープンしたばかりの屋上庭園ですから、壁面緑化も、屋上緑化も「植えたてです。これからです」といった感じで、どの植物もまだ小ぶりでした。植物が育ったころに、また改めてチェックしようと思います。植物は常にメンテナンスが必要ですから、実際には完成も終わりもないはず。それが、ガーデンに関わる仕事の難しさであり、面白さだといえるでしょう。

このみなとみらいに限らず、最近は東急プラザ表参道原宿や大橋ジャンクションの目黒天空庭園など、商業施設や公共施設の一部を緑化し、コミュニケーションガーデンを設けるケースが少なくありません。だからこそ、今後更に、ガーデニングプランナーの活躍の場があると感じました。町田ひろ子アカデミーのガーデニングプランナー科では、こうしたガーデン業界の傾向もふまえて、屋上緑化や壁面緑化のカリキュラムにも力を入れています。新しい場所はもちろん、様々な緑化のシーンを実際見に行って、「ガーデンの流行」もキャッチしたいですね!

MARK IS みなとみらいウェブサイト

東京校 事務局スタッフ