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アールシーコア リノベ事業の全国展開をスタート – オンライン記事

<アールシーコアは今秋からリノベーション事業を全国展開していく。これまで試験的に直営展示場で提案してきたが、今後は順次、全国のFC展示場でも提案していく。>

 同社はこれまで、「『住む』より『楽しむ』」をスローガンとし、住宅による〝楽しい暮らし〟の提案を行ってきた。BESSの提案する暮らし方に共感する人は増えており、顧客層も広がってきているという。

 一方で、BESSの住宅を購入しようと思っても、今住んでいる家や地域にこだわりがあったり、資金的な問題などで実現しないケースが多いのも事実。また、敷地の狭い都市部などでは、BESSの家に建て替えたいと考えても、敷地に収まりきらず購入を諦めてしまう人もいるという。こうしたニーズに対応するために、リノベーション事業を開始した。

 BESSの住宅では、無垢材をふんだんに使用した内装が特徴の一つとなっている。リノベーションでも、新築商品と同テイストの無垢材を使用し、「ワンダーテイスト」、「カントリーテイスト」、「ジャパネスクテイスト」の3種類のデザインを展開している。

 3テイストはそれぞれ、新築の「ワンダーデバイス」、「カントリーログハウス」、「ジャパネスクハウス『程々の家』」のデザインテイストを反映したものになっている。

全国展開を可能にする営業ツールを開発
IMG_9682.JPG アールシーコアは自らの営業手法を〝農耕型〟としている。これは、単独展示場に展示している企画型住宅を通して、来場者にBESSの提案する暮らし方を訴求し、将来客である来場者をBESSのファンにしていくというもの。

 新築の場合は、展示場にある実物の住宅を通してBESSのファン化を実現できるが、リノベーションの場合、実物の建物を見せることができない。このため、BESSのライフスタイルを具体的にイメージさせ、将来客のファン化を促す営業手法が難しいといった課題があった。

 今回、こういった課題を解決するために、タブレット端末のアプリ「NEWITスケッチ」を開発。これを営業ツールとして活用することにより、リノベーションの全国展開に踏み切った。

 このアプリは既存の住宅の間取りをもとにリフォーム後の間取りや内装を作成し、来場者にリフォームによって実現するBESSのライフスタイルをイメージさせるもの。また、おおよその価格も提示できる。

 アールシーコアはリノベーション事業のために専門の部隊を設けず、既存の営業スタッフがリノベーションの提案も行う考え。このため、その場で比較的簡単に間取りを作成でき、来場者にBESSのリノベーションのイメージを伝えられるこのアプリが重要な営業ツールになる。

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