建築会社選びの際に、「価格提案」を重視する人が増えているようだ。リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)が9月4日発表した、「スーモカウンター注文住宅」の利用者を対象に今年4月から6月に実施した動向調査の結果によると、建築会社選びで「価格提案」を挙げる人が60.2%と最も多く、1年前の同時期に比べ6.8ポイント増えていた。2番目以降は「設計対応」(50.1%)、「商品内容」(42.2%)、「保証・アフター」(42.2%)と続いた。「価格提案」以外の割合はほぼ横ばいで、この1年で「価格提案」を重視する人の割合が増えた。
同社が、同じ時期に行った消費増税に関する調査では、約7割の人が消費増税が住宅の購入計画に影響があると回答しており、増税の動向が価格を重視する人の取得行動を特に活発にしているようだ。