不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボが調査した「売主別中古マンション騰落率ランキング」によると、2012年のトップは3年連続で丸紅となった。2位は前回7位の大成有楽不動産、3位は前回対象外の伊藤忠都市開発だった。丸紅の騰落率はマイナス(以下、▲)1.1%。都心部の供給物件が全体を引き上げた。大成有楽不動産は▲2.8%で、23区以外で騰落率がプラスとなった物件が多かった。伊藤忠都市開発の騰落率は▲3.4%だった。
同調査は、12年に売り出された中古住戸と01年以降に分譲された新築時の当該住戸価格を比較して、新築時からの騰落率を算出し売主別に集計したもの。共同開発物件は対象外。サンプル棟数が30以上あるディベロッパーを対象にした。