最新のJAPANTEXはこちら

国産材活用でマンションリノベ 福岡の照栄建設が新ブランド

 福岡エリアで建設・不動産業を展開する照栄建設(福岡市南区)が、国産材を活用した中古マンションのリノベーション事業を始めた。このほど新ブランド「リノベーションプランニングDoop(ドゥープ)」を立ち上げ、福岡市中央区で実際に木のリノベーションが体感できるモデルルームを開設した。7月から申請受け付けが始まった木材利用ポイント制度に対応しつつ、展開していく。初年度は売上高1億円(10戸程度)が目標。2~3年後の売上高5億円を目指す。

 同事業は、同社が仕入れた中古物件にリノベーションを施して販売する買取再販型のほか、物件探しから消費者の要望に応じたリノベーション施工までを行う仲介型にも対応する。

 同社は、事業エリアである福岡について、年数が経たマンションストックが多く、今後リノベーションの需要が拡大すると判断したことから新ブランドを立ち上げた。地域の建設会社として、国産材の普及を促進することなどを目的に木のリノベーションを専門にしたという。