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12年新築オフィスビル 3年ぶりに200万平方メートル超え

 日本不動産研究所(福田進理事長)は9月18日、全国オフィスビル調査の結果を発表した。

 それによると、2013年1月現在のオフィスビルストックは9623万平方メートル(5918棟)となり、このうち、東京区部が全都市の59%(床面積ベース)、大阪が14%、名古屋が5%を占め、三大都市に78%が集中している。また、12年の新築が209万平方メートル(64棟)と3年ぶりに200万平方メートルを超えた。一方、取り壊しは64万平方メートル(45棟)だった。

 新耐震基準以前に竣工したオフィスビルストックは2822万平方メートル(2009棟)と総ストックの30%を占めている。都市別で見ると、福岡(43%)、札幌(41%)が4割を超えている。

 この調査は、全国の主要都市において高度にオフィス機能が集積している地域を対象に、建物登記簿を取得するなどして集計を行っているもの。