住宅保証機構(東京都港区)は10月10日、個人売主向けの既存住宅売買瑕疵保険の改定を発表した。保険期間の短縮や保険金額の引き下げにより、保険料金の安い商品を設定する。11月1日以降の申し込みから適用する。
保険期間は現行の一律5年間から1年間と5年間を選択できるようにする。保険期間を1年間とした場合、保険金額を500万円とすることもできるようにする。
料金は、保険期間1年、保険金額500万円とした場合、木造120m2、2階建ての住宅で、現行よりも2万円程度安くなる。反対に、保険期間5年、保険金額1000万円の場合の料金は、現行よりも3000円程度高くなる。
この改定にあわせて、免責金額を現行の10万円から5万円に、縮小填補割合を95%から100%にそれぞれ拡充する。