10月12日(土)16:00〜18:00 大阪南本町 サエラにて
2回目のTT Cafe に参加してきました。今回の話し手は大高亨氏(金沢美術工芸大学 染色コース準教授)です。東北地方の伝統的な生地を調査研究されています。今回は東北紀行前半と題して東北で古くから受け継がれている布についてのお話しでした。パワーポイントでの写真や実際の生地を見せていただきながら、なかなか目にすることの出来ない東北地方の布についての話を伺いました。『八重の桜』でも有名な「会津もめん」や東大寺のお水取りにも使われる「白石和紙のかみこ」、日本最古の染め技法「正藍冷染」、「津軽こぎん」など四方山話を交えた楽しい布の話しに夢中になりました。多くの上布を生んだ東北の底力に感動。後半はほろ酔いタイムになり、それぞれワインや焼酎を片手に生地談義に花を咲かせました。 (文責:内丸もと子)