タカラレーベンが、東京都市部を中心に分譲マンション事業を展開するサンウッドをグループ会社化する。11月5日、両者間で新築マンション事業に関する業務資本提携契約を締結した。これに伴い、サンウッドが第三者割当により新株式100万株を発行して、タカラレーベンがその総数を引き受ける。取得額は約6億円。これにより、タカラレーベンのサンウッドに対する持株比率は20.43%(所有議決権割合は20.79%)となり、サンウッドはタカラレーベンの持分法適用関連会社になる。払込期日は11月27日の予定。タカラレーベンはサンウッドに取締役を1人派遣する予定だ。
タカラレーベンは、首都圏郊外を中心に中価格帯の分譲マンション事業を行う自社と、東京都市部を中心に高価格帯マンションを展開するサンウッドとは相互補完性が高いと判断して、業務資本提携を締結することを決定。併せて、株式を取得してグループ会社化することを決めた。今後、新築マンション開発に関する商品企画や用地について情報交換などを行う。タカラレーベンは、サンウッドのノウハウを活用しつつ、サンウッドとの共同事業(JV)や自社事業での都市部へのマンション供給を視野に入れている。