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東京カンテイ・11月分譲マンション賃料 23区で5カ月ぶり上昇

 東京カンテイ(東京都品川区)はこのほど、3大都市圏における11月の分譲マンション賃料(分譲マンションの月額募集賃料を集計・算出し1平米換算で表記)をまとめた。

 それによると、東京23区(3111円、前月比1.0%上昇)は都心部が相場を牽引し、5カ月ぶりに上昇。直近のピークである6月(3101円)を更新する結果となった。

 一方、さいたま市(1817円、同0.3%下落)、千葉市(1499円、同1.8%下落)、横浜市(2139円、同0.6%下落)はそろって下落となった。特に千葉市は平均築年数がやや若返っているにもかかわらず大きく下落する結果となった。

 大阪市(2182円、同0.1%上昇)は、小幅な上昇となり、賃料は安定推移。神戸市(1829円、同0.9%上昇)は、平均築年数の若返りに伴い賃料水準を戻しつつある状況だ。

 名古屋市(1629円、同1.1%上昇)については、平均築年数が若返り上昇した。