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5月の景気動向指数、6カ月連続で増加 不動産業も改善続く TDB調べ

 帝国データバンク(TDB)が毎月実施している「景気動向調査」によると、5月の景気動向指数「景気DI」は、6カ月連続で前月を上回る43.0(前月比0.6ポイント増加)だった。月間を通じての円安・株高傾向、2012年度補正予算の執行本格化やゴールデンウイーク中の国内旅行の増加などが寄与したと判断している。

 不動産業の景気DIは49.2(同0.4ポイント増加)。新築ビルの空室率が低下しているほか、消費増税前の駆け込みや急激な価格上昇に一服感が出てきており、大都市圏だけでなく地方においても改善する地域が増えた。

 同調査の景気DIは、「50」が判断の分かれ目。10業界51業種が対象。今回の有効回答企業は1万145社で、不動産業は244社だった。