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日本ホウ酸処理協会が設立総会を開催 14年度木材保存シェア2%目指す

 一般社団法人日本ホウ酸処理協会(JBTA、東京都江東区)の設立総会が7月4日、東京都内で開かれた。正しいホウ酸処理の普及と保証制度の保全を活動の柱として掲げた。協会会員の数値目標として、今年度は木造新築における保存処理のシェア1%、来年度2%を目指す。
 目標達成に向け来年度中に全国で施工できる体制を整える計画。また、商品戦略としてホウ酸入りの防蟻基礎断熱材などのOEM供給やホウ酸処理木材の供給をおこなっていくほか、インスペクション業務の代行サービスも検討していく。
 同協会は、任意団体であった前身の日本ホウ酸処理施工協会から保険契約を引き継ぎ、これまでの保証物件も引き継いだ。また、専門知識や技術を習得した人材を育成する「ホウ酸施工士」制度を創設し、責任施工による安全性を担保する仕組みも開始。2014年4月からこの施工士による施工を義務付ける予定。