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パナソニック、横浜でスマートシティ実証実験を開始

 パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社はこのほど、「横浜スマートシティプロジェクト」(YSCP)の一環として、家庭用蓄エネ機器によるエネルギー制御の実証実験を開始した。
 実験では、横浜市内の48戸の戸建て住宅を対象に、太陽光発電システムと蓄電池を全てに装備し、エアコンなどのエネルギー消費機器をHEMSによって管理。各参加者のライフスタイルの分析をもとに、邸別にエネルギー制御の最適化を図ると同時に、48戸全戸を一つの大きな蓄電システムとして、電力量などを把握。一定エリア内でピークシフトするなどエネルギーの面的な制御を目指す。
 電力の供給が安定している時には、太陽光発電による電力をできるだけ住宅内で有効活用する。反対に、電力不足など消費電力の抑制が求められる場合には、蓄電池も活用しながら、系統負担を軽減する。