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文化シヤッター 車の出入庫時にガレージシャッターを自動開閉 – オンライン記事

<車の出入庫時にガレージシャッターを自動で開閉する、業界初の車載用自動開閉リモコン「セレクルーズ」を発売した。生活者の声を商品開発に活かすプロジェクトの第一弾商品だ。>

bunka01.jpg 同社では会社全体の取り組みとして、生活者の目線に立った商品開発プロジェクトを進めている。営業担当者が営業活動のなかで収集した顧客の要望などを商品開発に活かすというもの。「セレクルーズ」もそうした顧客の声から生まれた商品だ。

 これまで電動のガレージシャッターは、専用のリモコン送信機を使って開閉操作していたが、ハンドルを操作しながらのボタン操作は事故の危険が伴い、ボタンの押し間違えなどの懸念もある。

 「セレクルーズ」は、搭載した車が出庫する場合、エンジンをかけるとシャッターが自動で上昇する。出庫後、車が離れるとシャッターが自動で降下する。一方、入庫時は、車がシャッターに近づくと自動で上昇し、入庫後に車のエンジンを切ると、シャッターが自動で降下する。リモコンを操作する必要がなく、近づくだけでシャッターが上昇するので、待機時間を短縮できる。

 「セレクルーズ」を使用するためには、「セレクルーズ」専用のIDコードをシャッターの受信機に登録する必要がある。2台など複数の車の登録も可能だ。対応機種であれば新設だけでなく、既設のガレージシャッターにも導入できる。

無線リモコンシステムの設置、光電センサーの採用が条件に
 「セレクルーズ」を採用するには、無線リモコンシステム「セレカードⅢ」対応の受信機を設置する必要がある。

 同社では安全面から、「セレクルーズ」を導入する条件として、光電センサー(車両接触防止用障害物感知装置)の設置を求めている。対象機種のうち「御前様」「ポルティエ」は光電センサーを内蔵しており、改めて設置する必要はないが、光電センサーが付いていない機種は追加で設置しなければならない。

 同社では、「セレクルーズ」により、他社のガレージシャッターとの差別化を図りたい考えだ。ガレージシャッターとともに「セレクルーズ」を提案し、付加価値の高い商品として訴求していく。

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