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インテリアと香り

みなさまこんにちは。
インテリアコーディネーター専門科2Dの小原です。

台風も過ぎ去り、中秋の名月も観測でき、東京の空は秋の色に変わってきました。
そう。秋です。
早くも2年生の折り返し地点、わたしたちはグループで取り組む第3課題に入りました。
週に1回のみの専門科コース。お仕事をしている方もいれば主婦の方もいらっしゃいます。インテリア以外にも心理学や音楽、お茶、お花を勉強しているクラスメイトもおり、ほんとうに刺激が多くて楽しい学校生活を送っています。そんなわたくしもアロマを勉強しているのですが、今日はインテリアに絡めた香り(アロマテラピーで使う、精油の香り)のお話をしてみたいと思います!

いきなりですが、先日、日本橋で開催されているアートアクアリウムに行ってきました。
会場に入ったときや、大きな展示のあるところどころで「む、いい香りがするではないか」とくんくんしてしまいました。調べてみると、空間の演出として香りを漂わせているとのこと。物販にも「大奥」や「キモノリウム」と名付けられたブレンド精油が売られていて納得。
ヒノキやサイプレスなどの樹木系の香り、イランイランやゼラニウムのお花系、グレープフルーツやベルガモットなど柑橘系の香りをブレンドした精油が4種類ございました。
香りの演出でこれまで印象に残ったものは久しぶりでした。
せっかくなので、じぶんでも考えてみようと思い、ブログネタにさせて頂きます。

1年生のときに習う4つのインテリアイメージに色みの例を加えてみました。
ここから色のイメージと香りのイメージを繋げてみます。

オレンジは甘くフルーティで活き活きとした香りで、オレンジの皮から精油がとれます。柑橘系のなかでもよく好まれる香りです。ペパーミントは清涼感のある爽やかな香りです。透明感もありながら、ほんのり甘さも感じます。
パチュリーはシソ科の植物で、花と茎葉から精油がとれますが、スモーキーで渋く、墨汁のような香りも感じます。
ラベンダーは濃厚で上品な甘さのある香りです。ラベンダー精油は多くの種類があり、リフレッシュ系のラベンダーもあります!
色から香りをイメージすること、また香りから色をイメージすることもできますね。

そしてこちらも1年生のときに習ったイメージスケール。
香りにはノートと呼ばれる香りが立つまでの時間や香りの持続時間を表すものがあります。トップノート、ミドルノート、ベースノートとあり、これはそのまま上の図縦軸にあてはめて考えられるのではないでしょうか。

入れ込んでみるとこんなかんじでしょうか。香りとしてはオレンジとラベンダーはトップノート、ペパーミントはミドルノート、パチュリーはベースノートです。ちょっと色のイメージとズレが出てくるかもしれません。
こんなふうに試行錯誤しながら考えていけば、お部屋にあった香りの演出もできそうです。
第3課題ではお部屋をイメージしたルームスプレーでも作ってみようかしら、と考えています。(ルームスプレーやリードディフューザーは精油と無水エタノール、水で簡単に手作りできちゃいます!)

それでは、最後にひとつ。課題はもちろんですが、インテリアコーディネーターの資格試験まで1ヶ月を切りましたね。
アロマを勉強中の私から応援メッセージとしては「レモンとローズマリーがおすすめ!」です。集中力と記憶力アップの香りがこのふたつです。ぜひお試しください!

インテリアコーディネーター専門科2D 小原