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内田祥哉氏、12月6日東大で特別講義

  NPO法人・木の建築フォラムは、戦後日本の木造建築の振興に尽力した建築家 内田祥哉氏による特別講義を東京大学農学部(東京都文京区)で12月6日(金)に開催する。
  内田氏は木造建築が不遇、危機的な時代にあった1986年に同NPOの前進「木造建築研究フォラム」を発足。同フォラムのメンバーと共に山林、木材や木造建築に携わる川上から川下までの実務者、研究者に呼びかけ、各地方で地元の課題を掘り起こす公開フォラムの開催、木造建築を軸とした地域おこしのきっかけづくり、様々な木造の研究テーマを掲げるなど、木造建築の振興に取り組んできた。
 
 当日は「木造建築の衰退と復興」と題して、自身の建築家としての実績も含めて、我が国の木造建築環境の変遷についてエピソードを交え、木造建築の課題を広くとらえた視点で講義を行う。講義終了後は引き続き、内田氏を囲む懇親会も開催する。
 参加費は講義3000円、懇親会1000円。参加申込みは同フォラムホームページから。