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ミサワホーム 完全分離型でありながらつながる二世帯住宅 – オンライン記事

<ミサワホームは、完全分離型でありながら、家族や地域がつながる二世帯住宅「GENIUS GATE」を発売した。消費税増税後を睨みながら、二世帯住宅のテコ入れを図りたい方針だ。>

misawa01.jpg ミサワホームが新たに発売した二世帯住宅「GENIUS GATE」は、比較的敷地面積に余裕がある都市近郊や地方都市に向けた商品。敷地の広さを活かして、玄関や水回り、キッチンなどを別々にした完全分離型の二世帯住宅を提案する。

 同社では、昨年7月に敷地面積が制限された都市部において、程よい距離感を保ち続けながら多世帯で暮らすことを提案する「GENIUS UD二世帯」を発売している。この商品は、完全分離型ではなく、一部の設備や玄関などを共有するタイプの二世帯住宅。

 今回発売した「GENIUS GATE」と「GINIUS UD二世帯」により、幅広い二世帯・多世帯居住ニーズに対応していきたい考えだ。

家族や地域とつながる
misawa02.JPG 「GENIUS GATE」のコンセプトは「住み開く家」。完全独立型の二世帯住宅でありながら、同居する家族や地域のコミュニティとつながる仕掛けを盛り込んでいく。

 例えば「コミュニケーションポーチ」。玄関ポーチ部分に中庭のような半屋外空間「コミュニケーションポーチ」を設け、近隣の住民が気軽に集まれる場を提供する。この玄関ポーチは、両世帯で共有するため、家族間のコミュニケーションも促す。

 コミュニケーションポーチに連続する親世帯のリビングには「コモンズリビング」を設置。外部に面した大開口を趣味のモノなどで飾る「ウィンドウギャラリー」などにより、子世帯や友人、地域との交流を促していく。

 そのほかにも、子どもの成長に合わせて変化し、家族で学べる学習環境を提供する「ホームコモンズ」など、家族や地域とつながるための工夫を随所にちりばめている。

ZEH化に向けた断熱仕様の見直しも
 環境性能の向上に向けた取り組みとしては、オリジナルHEMS「新enecocoシステム」を導入。生活エネルギー表示機能やSNS機能に加えて、タブレット端末で燃料電池や蓄電池、電気自動車の充電器の使用量を表示できるようになった。

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