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応募多数で追加開催へ 既存住宅インスペクション講習 

 11月20日に東京会場で実施予定の「既存住宅インスペクション講習」の申し込み者数が、当初定員としていた300人を上回った。主催する住宅瑕疵担保責任保険協会は同会場での募集を一旦締め切り、12月中に都内の別会場で追加開催する方向。

 同講習は、国土交通省が6月に策定した「既存住宅インスペクション・ガイドライン」に準拠したもの。講習後の考査に合格すると「既存住宅現況検査技術者」として登録証が発行される。建築士事務所か登録住宅性能評価機関のいずれかに所属する、建築士か適合判定資格者が受講対象となる。

 受講料は2万5000円(税別。テキスト、登録料など一式込み)。時間は午前10~午後4時。東京のほか、金沢、札幌、仙台、福岡、広島、高松、大阪、名古屋、横浜(実施順)の会場で開催する。東京での追加開催の会場は現時点で未定だが、12月13日の横浜と同日開催とする予定。2014年以降も年1回のペースで開催していく。