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パナソニックエコシステムズ、2年間の環境活動の成果を報告

 パナソニックエコシステムズ(愛知県春日井市)はこのほど、同社の環境活動への取り組みである「エコアイディア宣言」について、その進展をウェブサイト上で公開した。
 2011年11月に発信したエコアイディア宣言は「くらしのエコアイディア」「ビジネススタイルのエコアイディア」からなり、パナソニックグループ創業100周年を迎える2018年までに達成すべき目標を掲げたもの。環境配慮型の製品によるCO2排出量の削減など、環境活動は順調に進んでいるとする。
 取り組みと主な成果は次の通り。
●くらしのエコアイディア
 (1)製品によるCO2削減貢献(削減目標:220万トン)
 ・環境問題の解決に貢献する「ダントツGP(グリーンプロダクツ)」製品を拡大し、使用時のCO2排出量を削減。
 ・GP認定数は2011年度は8機種、12年度は21機種、13年度は35機種になる予定。
 (2)環境エンジニアリング事業のグローバル展開
 ・パナソニックエコソリューションズ マレーシアが実施する太陽電池工場のメンテナンス業務などを通じて、環境負荷低減を貢献。
●ビジネススタイルのエコアイディア
 (1)生産活動におけるCO2削減貢献(削減目標:3万トン)
 ・フリークーリングの冷却水温を上げる期間を拡大するなど、生産活動のCO2を削減。2005年度比で11年度は1万1830トン、12年度は1万2875トン、13年度も順調に推移しているとする。
 (2)資源循環(再生資源利用率目標:16%)
 ・窒素ガスによるはんだ酸化防止装置の導入などで、再生資源利用率は2011年度は14.9%、12年度は16.3%を達成。13年度も目標の16%を超える見込み。