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ダイキン工業、旭川にラボ開設 ヒーポン式と燃焼式の複合も

 ダイキン工業(大阪市)は、寒冷地における暖房・給湯機器の性能を検証し、商品開発につなげるための実験施設「ダイキン 旭川ラボ」を北海道旭川市内に開設する。12月9日から業務を開始する。
右:一般住宅、 左:高気密高断熱住宅
 グローバル展開する上で暖房・給湯市場の開拓の重要性が増してきているとして、ヒートポンプ機器だけでなく、燃焼機器も含めたソリューション提案にも取り組んでいく。
 研究施設内には一般住宅2階建て、高気密高断熱住宅2階建て、事務所棟1階建ての3棟の建物が建つ。ヒートポンプ式のエアコンや床暖房、燃焼式の暖房、ラジエーター、調湿換気機器、太陽光パネルなどの設備機器のほか、ヒートポンプ式と燃焼式のそれぞれの長所を組み合わせたハイブリッド暖房・給湯システムの開発にも取り組んでいく。