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木材利用ポイント、5カ月で累計申請1万件超

 林野庁はこのほど、11月末時点における「木材利用ポイント」の実施状況を公表した。それによると、ポイント申請を開始した7月からの累計申請件数は1万640件で、5カ月間で1万件を突破したことが分かった。

 申請を行うには工事完了が前提で、更に新築住宅などの場合は2013年4月以降の工事着手が条件となっているため、今後は対象となる住宅が大幅に出てくることが予想される。林野庁でも、「今後、かなりの勢いで申請は増加するのではないか」と見ている。

 木材利用ポイントは、木造住宅の新築・増築、内装・外装木質化、木材製品の購入などについて、最大60万ポイント(1ポイント当たり1円相当)が付与されるもの。木造住宅の場合、スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツなどの国産材を主要構造材などとして、過半使用する要件を設けている。