立川ブラインド工業株式会社(本社:東京都港区三田、資本金:44億7,500万円、代表取締役社長:立川光威)では、近年の大型オフィスビル、商業施設などで導入が増えているダブルスキン構造の建築物に最適なヨコ型電動ブラインド「ローリーESS50タコスII 半外装タイプ」を新発売します。
*ガラスを生かした自然換気方式「ダブルスキン」
近年のオフィスビルは、室内環境のさらなる快適性と省エネ性の両立が必要とされています。
窓開口部からの熱負荷低減に関して、優れた省エネ性と透明性の高い建築デザインを両立させる技術として注目されているのが、ガラスを生かした自然換気方式「ダブルスキン」です。
■ダブルスキン内の熱環境や雨風の流入にも対応した構造
スラット(羽根)の上下を二重のコードで押さえる「ダブルピッチラダー」及び、高いスラット剛性から、ダブルスキン内の気流3m/秒にも支障なく、チルト・上下降可能な耐風圧性能を有しています。また、夏場には高温となるダブルスキン内でも心配のない70℃までの耐熱構造、雨風の流入を考慮した防滴構造を有しています。
■待機電力を抑えた高い省エネ性
待機電力を1台あたり、0.25Wと低く抑えており、ビルの省エネルギー化に貢献します。
■様々な操作方法が可能
多様なスイッチを選ぶことができ、最大で255台のブラインドを状況にあわせて操作できます。
■パソコン制御によるスラット角度の自動制御
パソコンシステムを用いることにより、太陽の高度に対応してスラット角度を自動に調整する「サンカット制御」や、1日の動作パターンをあらかじめ設定する「スケジュール制御」などが可能です。きめ細やかなスラットの角度制御により、高度な日射遮蔽制御を実現します。
【ダブルスキン構造】
外壁面の外側をさらにガラスで覆い、間に設置したブラインドを制御することにより、日射遮蔽を行います。ガラスの間で暖められた空気は、夏季は暖気の浮力を利用した自然換気で排出し、冬季はダブルスキン内を温室状態とし、冷輻射を防止し暖房エネルギーを軽減します。 |
「ローリーESS50 タコスII半外装タイプ」製品概要
製 品 名: | ヨコ型電動ブラインド「ローリーESS50タコスII 半外装タイプ」 |
発 売 日: | 2013年6月3日(月) |
特 長 : | ・夏季におけるダブルスキン内の熱上昇を考慮し、最大70℃まで対応した耐熱 仕様 ・雨水の浸入や結露の発生にも製品動作に影響を及ぼさない防滴仕様 ・スラットを挟む「ダブルピッチラダー」と、厚みを増すことで剛性を高めたスラ ットにより、ダブルスキン内の気流3m/秒まで対応できる耐風圧性能 ・幅50mmのスラットに日射反射率の高い遮熱スラット5色をラインナップ ・最大255台の同時操作が可能で、数種類のスイッチを組合せることにより、様 々な操作バリエーションを実現 ・パソコンシステムにより「サンカット制御」、「スケジュール制御」などが可能で、 細かいスラットの角度制御により、高度な日射遮蔽を実現 ・ビルの省エネに貢献する1台あたり0.25Wと低く抑えた待機電力 |
製品仕様: | ※「IP」とは「IEC(国際電気標準会議)」によって定められている 防水・防塵の保護規格 |
参考価格: | ローリーESS50タコスII 半外装タイプ 幅1800mm×高さ3000mmの場合 250,960円(税抜) ※工事費は別になります |