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地震・津波用避難路を守る アーケード型防御枠開発 フジワラ産業

 環境・防災設備機器メーカーのフジワラ産業(大阪市西区)はこのほど、津波避難タワーなどの避難施設までの安全で円滑な避難路を確保するため、アーケード型の防御枠「タスカルガード」を開発し、販売を開始した。
 同社はこれまで、各種避難施設を開発・提案してきたが、地震による家屋や塀の倒壊・崩落により、避難路自体が塞がれてしまい避難施設までたどり着けないといった問題もある。タスカルガードはアーチ型の柱、はり、屋根と防護ネットなどで構成されていて、落下物などを防ぐことにより避難路を守る目的で開発した。

 なお、平常時にはミスト発生設備などを備えて休憩所としても活用できるという。