日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(=木耐協、東京都新宿区)は6月1日、日本建築防災協会が発行する「木造住宅の耐震診断と補強方法 2012年改訂版」に対応する耐震診断(一般診断法)をスタートした。
あわせて、現地調査時に使用する帳票類についても2012年改訂版に対応するよう変更。研修内容もリニューアルする。耐震診断ソフトは、2012年改訂版に準拠した「木対博士N」(エイム製)を使用。現地調査時の写真や資料を張り込み、診断結果をビジュアルに提示する。
一方、現時点では2012年改訂版への移行段階である自治体の耐震診断・改修関連の補助制度については、2012年版と並行して改定前の2004年版にも対応していくとする。