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手軽に空気環境チェックが可能に – 記者ブログ

 (一財)日本気象協会が携帯型のハウスダスト指標計を発売した。消費者みずから手軽に室内の空気環境をチェックできる製品として注目を集めそうだ。
 ハウスダストとは、住宅内に浮遊するチリ、ホコリ。フケやアカ、カビや菌類、花粉、ダニの死骸やフン、ペットの体毛やフケなどが含まれる。人の動きや風により舞い上がり、長時間浮遊し続け、体内に入るとアレルギーや喘息を引き起こす原因にもなる。
 ハウスダスト指標計は、こうした目には見えない空気中の汚れを感知して、空気環境を4段階(少ない・やや多い・多い・非常に多い)のLEDとブザーで知らせる。
 これまで空気環境の計測を目的とした機器はほとんどなかった。また、ハウスダスト指標計では、片手にのるほどの小型化を実現。自宅やオフィス、旅行先など、携帯して様々な場所に持ち運ぶことができる。
 個人的には空気環境の状態など感覚的に分かるものだと思い込んでいたが、取材した気象協会の担当者から「ハウスダストは、目に見えないだけでなく、人間の感覚で感知できるものではない」と言われた。さらに「ペットを飼っているうちには、高い確率でハウスダストが舞っている」とも。自宅で猫を飼う私としては、試してみる価値のある商品のようだ。(沖永)
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