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2013年第1四半期の住宅リフォーム市場規模は18%増 矢野経済研調査

 矢野経済研究所(東京都中野区)は6月28日、2013年第1四半期(1〜3月)における住宅リフォーム市場調査の結果を発表した。ここでいう住宅リフォーム市場とは、「10m2超の増改築工事」「10m2以下の増改築工事」「設備修繕・維持関連」「家具・インテリア等」の4分野を指す。
 それによると、13年1〜3月の市場規模は1兆2512億円(速報値)で、前年同期比17.7%増と推計。08年以降の第1四半期としては最も高い市場規模という。1〜2月は前年同月並みだったが、3月に大きく上昇した。「年初からの株価上昇等による個人資産へのプラス効果が住宅リフォーム市場にも好影響を与えた」と推測している。
 13年の市場規模は6兆1000億~6兆4000億円と予測。今後、景気が上向き、省エネ性能など付加価値の高い建材や設備への交換需要が活発化し、消費増税前の前倒し需要が顕在化すれば、市場規模は6兆4000億円まで伸びると予測する。