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ノーリツ、13年3〜7月製造の壁貫通型ガスふろ給湯器で不具合 

 ノーリツ(兵庫県神戸市)は7月10日、壁貫通型ガスふろ給湯器(バスイング)について無償点検、部品交換を実施すると発表した。
 対象となるのは、ハウステックによるOEM供給品で壁貫通型の「GTS-C165Aシリーズ」。機器内部の電送基板にある回路部品の制御プログラムに欠陥があり、落雷などで瞬時停電が起きたとき、または電源電圧低下後に給湯を使った際にまれに異常燃焼し、大きな運転音とともに湯温が設定温度より高い温度(64度)に達したのち徐々に低下し、燃焼を停止する不具合が判明した。
 現時点でノーリツ製品ではこのような事故は発生していないが、ハウステックから6台発生したとの報告があるという。やけどなどの人体への被害報告はない。
 対象製品は、GTS-C165A、GTS-C165AC、GTS-C165ADのいずれかの型式で、2013年3月〜7月の期間中に製造されたもの。
 使用者はフリーダイヤル0120−244−026までただちに連絡してほしいと呼びかけている。