不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区))が行った調査によると、「一生涯賃貸住宅に住み続けたい」という一生賃貸派も、「現在持ち家に住んでいる」持ち家派も、それぞれ家賃や住宅ローンを将来払えなくなるかもしれないという不安を4割以上の人が感じていることが分かった。
調査は、20~40代で子どもがいるサラリーマンで、一生賃貸派と持ち家派それぞれ300人を対象に行ったもの。
収入をみると、個人年収は一生賃貸派が平均655万円、持ち家派が平均671万円、世帯年収は一生賃貸派が平均753万円、持ち家派が平均772万円で、持ち家派の方が個人年収で16万円、世帯年収で19万円多いものの、収入にそれほど大きな差はない。
賃貸または持ち家を選ぶ理由では、一生賃貸派の1位は「住み替えやすい」、持ち家の理由は1位が「資産になる」だった。