スターツグループで、土地有効活用の企画提案などを行うスターツCAM(東京都江戸川区)は8月から、賃貸住宅の建築を検討する土地オーナーを対象に土地情報レポートの提供を始めた。地盤のコンサルティングを手掛ける応用地質(東京都千代田区)と共同で実施。オーナーが所有する土地の地震発生時の揺れの大きさや液状化の可能性、過去の浸水履歴などの情報を提供する。併せて、その適切な対策を提案するという。レポートの提供は無料。
同社は東日本大震災以降、賃貸住宅居住者も自然災害リスクへの関心が高まっており、安心、安全な建物がより求められているとして、安定した賃貸経営を提案するためにも所有地の自然災害リスクについての情報提供が必要と判断。レポートの提供を決めた。