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国産スギ間伐材の割り箸端材からオフィス用ウッドタイルを製作

 オフィスの設計・施工を手がける文祥堂(東京都中央区)は、間伐材の内装材・家具を「ニシアワー」のブランドで販売して注目を集めている西粟倉・森の学校(岡山県西粟倉村)とのコラボレーションブランド「KINOWA」を2012年8月に創設。今年9月初旬にこのブランドから、国産スギ間伐材でつくる割り箸の製造工程で発生する端材を活用した床材「ユカハリ・タイル ワリバシ」を発売する。
 新商品は、昨年発売したヒノキ間伐材を利用した床材「ユカハリ・タイル コグチ」に続くもの。無塗装とし、組み立てを福祉施設に依頼することで大幅にコストダウン。従来のおよそ半額となる7980円/m2を実現した。
 W500xD500xT7.5。捨て張りが要らず、タイルカーペットと同じ要領で施工できる。オフィスやテナントの木質化に。
タイルカーペットの要領で設置できる
施工後イメージ。細長い木のパーツを組み合わせてあり1枚ごとに表情が違う