不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボはこのほど、「東京23区の賃貸マンションブランド別相場割高調査」(2013年)を実施し、結果を公表した。
同調査は、主な賃貸ブランドの募集賃料が相場と比べてどの程度高いかを独自の賃料査定システムで調査したもの。たとえば「10%」と表示された場合は相場より1割高い賃料設定となっており、ハイグレードということになる。直近2年以内に募集のあった全1044棟・3万7453戸を対象に実施。サンプル棟数5棟以上のシリーズを対象としてランキングした。
それによると、トップは森ビルの「ヒルズ」で、平均相場割高度は40.0%だった。ヒルズは2009年の前回調査でも1位となっている。2位はNTTビジネスアソシエの「ガーデン」(平均相場割高度14.8%)、3位は新日鉄興和不動産の「ホーマット」(同14.2%)だった。