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西日本鉄道 首都圏でマンション分譲本格化へ

 西日本鉄道(福岡市)が首都圏でのマンション分譲事業を本格化させる。さいたま市浦和区で開発が進む共同事業(JV)物件に参画したほか、7月には同社マンション事業部内に首都圏事業所を設置した。9月からは用地仕入れ活動を開始。中長期的な目標として、東京を中心に年間500戸程度の安定供給を掲げている。

 同社は1994年から「サンリヤン」のブランド名で福岡を中心に分譲マンション事業を展開している。累計供給実績は約5500戸。直近の年間供給は400~450戸程度だ。このほど、九州のマンション需要が見込めるエリアでは用地取得競争が激化していることなどから、首都圏でも事業機会をうかがうため本格的な進出を決めた。