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パナソニック エコソリューションズ社 リフォーム事業を強化 – オンライン記事

<ストック市場での販売拡大に乗り出した。リフォーム向け商品の投入に加え、優遇金利を適用したリフォーム専用ローンもあわせて提供。リフォーム店ネットワークなどの営業活動も支援し、リフォーム事業を拡大させる。>

 リフォームの発生率は築15 年から25年の住宅で顕著になる。

 また、築20年前後の住宅は30歳代前半で住宅を購入した世帯主が多く、現在55歳前後になっている。子どもが独立するなど、家族構成やライフスタイルの転換期を迎えている。このため、リフォームへの関心も高い。築15年から25年の住宅ストックは1647万世帯存在するため、同社ではこれらをターゲットにリフォーム需要を開拓していく方針だ。

20年でより使いやすく進化した住宅設備をアピール
pana_l-jn.jpg 具体的には「20歳(はたち)のリフォーム」と題したキャンペーンを展開する。多くの住宅では、現在でも20年以上前の設備を使っている。そこで、20年でより使いやすく進化した住宅設備を提案していく。

 そのため、同社は6月にリフォーム対応のキッチン・バス商品として「Refoms(リフォムス)」を発売した。

 このうち「リフォムス・キッチン」は、業界初のカウンターと一体型のシンク「PaPaPaシンク」を採用。また、虫の侵入を防ぐ「ムシスルーキャビネット」も搭載した。

 一方、「リフォムス・バス」は、足元が暖かく感じる「スゴぽかフロア」やムラなくすばやく浴室を暖める「オートルーバー暖房換気乾燥機」を搭載した。

優遇金利を適用するリフォーム専用ローンを提供
 営業面も強化する。「20歳のリフォーム」はパナソニックグループ全体で取り組むとしており、全てのルートを通じて展開する方針だ。

 また、リフォーム専用ローン「20歳のリフォームローン」の提供も開始した。三井住友トラスト・パナソニックファイナンスと提携し開発したもので、パナソニックの住宅設備・建材製品を採用し、リフォームする顧客を対象に優遇金利を適用したリフォーム専用ローンだ。

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