上野・東京藝術大学
こんにちは!東京校事務局スタッフです。
10月13日のインテリアコーディネーター資格一次試験が終わり、少しほっとされている方も多いと思います。アカデミーでは、約2週間のインディヴィジュアルウィークが終わり、今週から1年間の授業の後半がスタートしています。
そして、来週は就職ガイダンス、来月はグループ課題のプレゼンテーション、卒業生による業界セミナー…と徐々に就職・卒業を意識する時期に入ってきています。
日中は、過ごしやすくなり、少しずつ肌寒くなって秋らしさを感じます。散歩に出かけるるには、ちょうどよい季節ですね。
先日、「芸術の秋」を実感したいと思い、上野恩賜公園に出かけました。
JR上野駅公園口の案内図を見ると、美術館、博物館が多数あって、どこに行こうか迷ってしまいました。お天気がよかったせいか、沢山の人出で、まさに行楽シーズン!という雰囲気でした。
開催中の展覧会を一部ご紹介すると、
・東京国立博物館 「京都−洛中洛外図と障壁画の美」
・国立西洋美術館 「ミケランジェロ展−天才の軌跡」
・上野の森美術館 「種田陽平による三谷幸喜 映画の世界展」
・東京藝術大学大学美術館「国宝 興福寺仏頭展」
・東京都美術館 「ターナー展」
何となく、人の波にのって歩いていくと広場があり奥には上野動物園があります。中学時代のクラスメイトに似ている「興福寺の仏頭」を観に行くことに決めました。
途中には、日本で一番古い木造の洋式音楽ホールである、重要文化財の「旧 東京音楽学校奏楽堂」を過ぎ、さらに3分位歩くと東京藝術大学上野キャンパスの美術学部にある、「東京藝術大学大学美術館」に到着しました。来場者は気のせいか年配の方が多いように思いました。
今回は奈良・興福寺の創建1300年を記念して「国宝 興福寺仏頭展」を開催しています。展覧会では現存する東金堂をテーマとし、同寺の代表的な名宝である国宝「銅造仏頭」(白鳳時代)をはじめ、東金堂ゆかりの名品を展示しています。「仏頭」の守護神として造られた国宝「木造十二神将立像」(鎌倉時代)、浮彫の最高傑作として有名な国宝「板彫十二神将像」(平安時代)の各12点、計24点が初めてそろって登場しています。「仏頭」と同じ白鳳仏として、東京・調布の深大寺所蔵の重要文化財「銅造釈迦如来倚像」も特別陳列され、国宝25点、重要文化財31点など約70点の至宝が集まっています。
興福寺は、日本全国の国宝仏像彫刻の15%を所蔵しているそうです。
詳しくはこちらをごらんください。
http://butto.exhn.jp
美術館を出ると、正面には図書館、細い道を抜けると「藝大アートプラザ」があり、ミュージアムグッズや教員や学生が制作した工芸品などが販売されています。モダンなインテリアが作品をさらにひきたてていました。館内は撮影禁止なのが残念です!
藝大アートプラザを出ると、東京美術学校の第5代校長として32年間も在任していた、「松木正彦」の像と松木記念館があります。
帰りに通りを隔ててある、音楽学部を見ながら歩いていると、松前直彦記念館の入り口の屋根に使われている鬼瓦に気づき、その迫力に圧倒されそうになりました。
藝大の西側には、表参道にもお店のある、小鯛焼きでお馴染みの「桃林堂」があります。
甘いものを頂いて一息ついたら、隣接している谷根千をのんびり散歩をするのも楽しいですね!