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12産地が共同でブランド木材製品をアピール

 国産材のセレクトショップ展開を目指すプロジェクト「クラブ・プレミアム・ウッド」が本格始動した。10月23日から25日まで東京ビッグサイトで開かれた建材設備の展示会「ジャパンホームショー」で、全国12カ所の木材産地が集まって、ブース展示。バー風のしつらえの展示で、各産地の代表者が製品の特徴や強みを訴えた。

  仕掛けたのは、森林・林業・木材関連ビジネスのコンサルティング会社、古川ちいきの総合研究所(大阪府大阪市、古川大輔代表)。同社が主宰する国産材ビジネススクール・経営実践研究所の会員が共同で全国展開するブランドとして立ち上げた。会員それぞれが作る木材製品をプレミアム・ウッドとしてブランディングし、情報発信。家づくりの際に、設備を選ぶように施主が使う木材を選ぶような文化を広げていくのが狙い。