日本不動産学会はこのほど、「業績賞」と「田中啓一賞」の授賞者を発表した。
業績賞の授賞は4件で、三菱地所と泉パークタウンサービスの「泉パークタウンの街づくり」、郵船不動産の「オフィスビルにおける『ソフト力』による一連の節電活動」、浦安環境共生都市コンソーシアムの「浦安環境共生都市コンソーシアムの都市ブランド向上のための取り組み」などを選定した。また、田中啓一賞には、山本強氏(地盤ネット代表取締役)の「地盤セカンドオピニオン推進による消費者と供給者間に存在する情報格差の解消」、八田達夫氏(大阪大学社会経済研究所招聘教授、国際東アジア研究センター長)の「土地住宅・都市・国土政策における重大な改革的政策形成の先導」を選んだ。
なお、業績賞は優れた不動産事業を表彰するもので、11年度から設けている田中啓一賞は、「不動産実務または政策形成に関して積極的でユニークな活動をした個人・団体」に対して授与している。