LIXILはこのほど、国際連合児童基金(ユニセフ)が推進する「WASHプログラム」を支援すると発表した。
同プログラムは、「安全な飲料水と衛生施設を、継続的に利用できない人びとの割合を半減させる」ことを目指すもので、ユニセフが強力に支援し推進している。LIXILはユニセフに対し、学校の衛生設備改装のためにトイレや手洗器などの提供、子供たちへの健康・衛生教育への協力を約束した。また同時に、同社のCSRの一環として、「2018年までに200万人以上の児童に対する清潔で衛生的なトイレ提供」を目標としたプロジェクトも進める。
同プロジェクトは11月19日の「世界トイレの日」がスタートで、ユニセフの「WASHプログラム」への協力などを通じて展開していく。上下水道のインフラのない地域でも、衛生的な暮らしをサポートできる水まわりや電力などをパッケージ化した「インフラフリー・ユニット」の現地生産・供給なども実施する方針。